日本ヨハン・シュトラウス協会
The Johann Strauss Society of Japan

日本ヨハン・シュトラウス協会TOP ♫ 協会について

協会の概要
名 称 日本ヨハン・シュトラウス協会
欧文名 The Johann Strauss Society of Japan
創 立 1975年
名誉会長 秋山 和慶 (東京交響楽団桂冠指揮者)
会 長 秋谷 寿一
会員数 約100名
問い合わせ先 johann.strauss.society@gmail.com
TEL:090-8048-8795 FAX:0274-42-8220
〒370-1301 群馬県高崎市新町1646-13 秋谷方
会長あいさつ
私たち日本ヨハン・シュトラウス協会は、1975年に創立され、ヨハン・シュトラウスとその一家および同時代の周辺の作曲家を対象として、以後40年以上に亘って活動を続けている音楽愛好者団体です。
ヨハン・シュトラウス2世
皆さんご存じのとおり、ヨハン・シュトラウス2世は、19世紀ハプスブルグ家のオーストリア帝国が最後の輝きを放っていた頃のウィーンで活躍し、産業革命によって勃興してきた市民階級に熱狂的に受け入れられ、ワルツやポルカなどのダンス音楽やオペレッタ(喜歌劇)を数多く生み出した作曲家です。

その作品は、毎年元日に開かれるウィーンフィルのニューイヤーコンサートで演奏されるのをはじめとして、100年以上経った今日でも多くの人々に親しまれている音楽です。
例会の模様
私たちは、ほぼ毎月一回開いている例会で、「聴く・見る・歌う・踊る・演奏する・語る・研究する」ために会員が集まり、その音楽を楽しむとともにお互いの親睦を深めております
また会報を発行して情報交換に努めるほか、海外の協会との交流も行っております。

当協会は名誉会長として東京交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶氏に就任していただいておりますが、決して一部の専門家や演奏家、音楽関係者だけの集まりではありません。

シュトラウスの音楽を愛好する広く一般の会員によって構成されており、いつでもどなたにでも入会していだだけます。また例会によっては、会員以外の方にもご参加いただける催しもあります。

さまざまな機会を通じて シュトラウスファンが増え、この音楽が多くの人々に永く親しみ楽しまれることが、私が望み、喜びとするところであります。

2008年9月
日本ヨハン・シュトラウス協会
会長 秋谷 寿一

協会の沿革
設立の模様を伝える会報
当協会は、ヨハン・シュトラウス2世生誕150年にあたる1975年の春、ウィーンフィルとともに来日した著名な指揮者であるカール・ベームが、指揮者の大町陽一郎氏と舞台芸術振興財団理事長の大屋政子氏に提案したことをきっかけとして創立されました。

大町・大屋両氏のほかにも、保柳健(音楽評論家)、大河平隆棟(外交官)、村田武雄(音楽評論家)、山下喬(東京交響楽団)、渡辺忠雄ら諸氏のご尽力により、同年5月、東京プリンスホテルで創立発表祝賀会を開き、これを新聞報道によって知った多くのファンが入会いたしました。

当初は大町陽一郎氏指揮によるコンサートをはじめ著名なアーティストの演奏や専門家による講演を聴く例会が多かったのですが、時を重ねるとともに会員が参加するスタイルに進化していきました。

日本ヨハン・シュトラウス協会管弦楽団
アマチュア演奏家の会員が結成した日本ヨハン・シュトラウス協会管弦楽団が定期的に演奏会を開き、さらに往時のウィーンの舞踏会を再現した新春舞踏会は85年から、納涼ダンスパーティーは91年から開かれるようになりました。その他小規模に会員が演奏するアンサンブルを聴きながら親睦を深めるパーティーなど、バラエティに富む催しを頻繁に行ってきました。

また研究活動の一環として、シュトラウスの音楽についてのシンポジウムや、会員による研究発表会など、アカデミックな活動も活発に行ってきました。現在は、シュトラウスⅡ世が作曲したほぼ全ての曲の題名の日本語訳を、徹底的に見直す作業に取組んでいます。
さらに、ヨーロッパ各国にあるシュトラウス協会との交流の面でも、1983年のウィーン以来各国順番に開催される国際大会へも積極的に参加し、貴重な情報交換や親睦を深めるなどの成果を挙げてきました。

97年春には、当協会が主催して1週間にわたり東京で世界大会を開き、海外から60名もの方をお迎えいたしました。また85年にはエドゥアルト・シュトラウスⅢ世、86年にはニューイヤーコンサート指揮者のウィリー・ボスコフスキー氏の来日を得ております。
40周年記念行事の模様
2015年には創立40周年を迎え、式典、コンサート、舞踏会、シンポジウムなどの記念行事を行いました。

当協会は現在、名誉会長に東京交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶(あきやまかずよし)氏を迎えておりますが、スポンサーはなく、活動はすべて会員の自主運営で行っております。

会員出席による年一回の総会で選ばれた理事が中心となっていろいろな活動を企画し、およそ月1回のペースで例会を催し、それらの報告や各種の音楽情報を掲載した会報を年4回発行しております。

会長秋谷寿一
2008年9月から会長には、理事の互選によって選ばれた秋谷寿一が就任しております。
協会の目的と活動
当協会は、ヨハン・シュトラウス2世とその一家並びにその作品に代表される19世紀~20世紀初頭にかけての作曲家が作ったウィーン音楽の愛好者の団体で、これら音楽の日本における普及並びに会員相互の親睦、ウィーンに本部を置く海外協会との交流を目的としています。

この目的のために、下記のような活動を行っています。
会報・会誌等の発行
年四回の会報と作品目録
会報を年4回発行し、例会や行事の報告、新情報や会員の近況等を掲載し、会員相互のコミュニケーションをはかっています。また各種の研究成果をまとめた冊子を都度発行し会員に配布しています。
例会の開催
およそ毎月一回の割合で会員が集まる例会を開催しています。内容や場所は都度変わりますが、次のような催しを行っています。また例会によっては会員以外の参加も認めています。
コンサート
協会管弦楽団のウィーン楽友協会における演奏会
日本ヨハン・シュトラウス協会管弦楽団による定期演奏会、著名演奏家を招いてのコンサート、小編成の室内楽コンサート、各種のテーマに基づくCD・レコードコンサートなどを楽しみます。
舞踏会
舞踏会の模様
東京ヨハン・シュトラウス・アンサンブル等の生演奏による「新春舞踏会」をはじめとして、シュトラウスの音楽をバックに古き良き時代のワルツ、ポルカ、カドリーユ、ギャロップなどのダンスを踊っています。また舞踏会の前には簡単な講習会を開きダンス指導も行っています。
ビデオ及び映画鑑賞会
演奏記録、外国協会提供の映像及びウィーン音楽にまつわる映画などを鑑賞します。
研究発表会
会員の発表会
会員が一定のテーマに基づいて研究した成果を発表します。
ゲストを囲む会
海外協会の大会へ参加するなど海外のシュトラウス協会との交流を行います。
© The Johann Strauss Society of Japan